1993-05-19 第126回国会 衆議院 外務委員会 第10号
例えば、忠生中学で先生が生徒を刺して逃げたという事件がありました。そのあたりから始まって、鹿川裕史君がいじめを苦に自殺をした事件あるいは神戸高塚高校の事件に至るまで、約二百本近いレポートを、五十万部、百万部という部数が出ている少年向け、少女向けの雑誌に書いていくということをやってきました。
例えば、忠生中学で先生が生徒を刺して逃げたという事件がありました。そのあたりから始まって、鹿川裕史君がいじめを苦に自殺をした事件あるいは神戸高塚高校の事件に至るまで、約二百本近いレポートを、五十万部、百万部という部数が出ている少年向け、少女向けの雑誌に書いていくということをやってきました。
その一つとして、この際に先生に勉強してもらおうということが私の非常に強い意欲であったし、同時に地域社会、家庭も親も、学校の責任だ、先生の責任だということではなくして、本当に協力する体制がとれておるのだろうかということを見まして、私は実は自分で発起いたしまして、町田市にございます忠生中学を見にいったのであります。
私は、つい最近、忠生中学というのを見学に行きましたが、この荒れすさんだ中学校をあんなにすばらしい学校にぱっと変えてしまったというのは、これは先生、そして地域の方々、PTAの努力もございますけれども、やはり校長の燃えるような情熱だったと私は思うのであります。それと、やはり方針が的確であったと思います。
○参考人(長谷川義縁君) 忠生中学の長谷川でございます。 私は、三年前に忠生中学が大きく学校が荒れまして、その後に校長として赴任してまいった、その再建の実態について主として申し述べさしていただきたいと思いますが、その前に忠生中学が教師によって生徒を刺傷するというショッキングな事件が起きましたのは、昭和五十八年の二月十五日でございます。ちょうど今から三年ほど前でございます。
○田沢智治君 忠生中学の校長先生、一生懸命努力なさられて、災い転じて福となすという結果を生まれたということに敬意を表します。 そこで、先生が言われるとおり、いじめの問題も校内暴力の問題も、共通的次元では、校内暴力は陽的な要素で、目に見える。しかし、いじめというのは、陰湿で、質的な意味では根っこであって目に見えない次元での問題提起がある。私は、やっぱりそれが大きな問題だろうと思うんです。
六月に遠足に行ったわけですが、とにかく寄ってたかって、わっ忠生中学だ――記念写真撮るんですね。修学旅行に行くとわっと集まってきます。わっ忠生中学だと。子供の心にとると、もうこんなに嫌な負担はありません。いいイメージで撮ってくれるんじゃないんですから。これがあの日本一悪い、荒れた学校の忠生中学だと。本当に穴があったら入りたいというのがこれでございます。
忠生中学の事件のときは、確かに学校の非行、暴行の問題は話題にはなっておりましたけれども、あれが一つのきっかけになって国民の中にこのままではいけないという、そうした大きな意思の合成ができてきたと私は思います。こういう状況が二度とあってはならない。しかも、鹿川君のあの事件に続いて今度は逮捕者を出してしまった。
忠生中学の例を見ても、立派にやった例もあるじゃありませんか、そういうふうに申し上げますが、長い制度の問題としては、やはり教育学というようなものに基づく現代の社会に適応した一つのシステムエンジニアリングからする長期的な体系というものが必要である、これはもちろんわかっております。
忠生中学の場合にも、校長、教頭あるいは教員が中心になって校内の秩序を保ち、あるいは父兄の協力を得て、荒廃した現象が解決を見つつある、こういう状況なんであります。教育に関連するあらゆる立場の人たちがそれぞれの責任を立派に果たしていく、そういう中から初めて教育荒廃、学校荒廃という問題は解決されていくものだというふうに私たちは認識をし、今この問題の解決に努力中のところでございます。
忠生中学の事件であったり、横浜市内で子供たちが、私たちから見ると本当に慄然とするような行為があったり、その後いろいろなことも出てきておりますけれども、逆にその後の事例はそれなりに議論をされておりますが、一番最初の事件であっただけに私も非常にショックを受けたわけでございます。大臣は率直に、教育荒廃の原因というのをどうお考えになっていらっしゃるのか、お伺いをしたいと思います。
忠生中学の問題にいたしましても、これが、言うなれば学校荒廃の現象としては一番最初に世間を騒がせた事柄であったわけでありますが、この忠生中学の収拾のためにあるいは教育荒廃の現場を改善するために大変な御苦労をしていただいておるのが忠生中学の長谷川先生という校長先生であるわけでありますが、この長谷川先生も五月二十日に臨教審の第三部会で参考人としていろいろな意見を述べていただいたようであります。
○小西博行君 私は、今忠生中学という、これもたまたま忠生中学が大きな問題になったわけですが、全国のこういう中学校というのはいろんな問題をあるいは抱えているわけですね。ですからこういういろんな事例、悪い事例だったわけですね。
それから忠生中学における、先生が生徒を傷つけるという、いろいろないきさつはともかく、そういう事件が続く中で、いろいろな形でいま起こっておる現象は無関係ではない。そういった絡みの中での死刑というもの。
小中 だって、校内暴力で有名な忠生中学だって、死者は出してはいない。ナイフで刺しただけで、日本中が大騒ぎをしているんですよ。 戸塚 そんなら一日に何十人とクルマで死んどるんだよ。それを大騒ぎしなさい。 小中 クルマは殺そうと思ってはいない。 戸塚 じゃ、我々は殺そうと思うてるの? 小中 そうですよ。 戸塚 ヤメターッ! 小中 少なくとも死ぬかもしれないと。
○三浦(隆)委員 ほとんどの統計もないくらいに、大きな事件を起こしている、先ほど言った忠生中学でも結構ですが、数々の問題を起こしている札つきの中学というのは幾らでもあるのですよ。
具体に忠生中学についてのお話でございますが、忠生中学校の場合は現在、全体で三十六学級で三十四学級の普通学級にプラス二学級の特殊学級という構成になっております。
○有島委員 時間が余りございませんから、すぐに個別問題でございますけれども、大分報道をにぎわしました東京都町田市の忠生中学のことでございますけれども、あそこは千人を超えているわけでございますね。
今度、義務教育諸学校施設費国庫負担法の一部を改正する法律案というのが出ていますけれども、これからつくられる新しい校舎は、これは歩ける人も歩けない人も使えるようなつくり方にしますと、先ほど町田のいろいろ忠生中学の悪い面ばかりがよく論じられますけれども、たとえば町田ではほとんど新設の校舎は、車いすでもあるいは松葉づえの人でも利用できるようにつくっている。
政務次官がお見えでございますが、社会的に大きな問題を起こした忠生中学に視察に行かれた由お伺いしているわけでございますが、行かれてどういう御感想を得たか、その御所見をお伺いしたいと思います。
○粕谷照美君 文部大臣、忠生中学の事件ですけれども、あれだけ報道されて大変な問題になって、教師も一致団結していく、地域も立ち上がる、そういう中で、あのつっぱりの子供たちが卒業式の前の日に置き時計を買いまして、先生に贈って、もう涙ぼろぼろ出しながら、おれたちが悪かったんだと、こう言って謝ったそうであります。
町田の忠生中学も、これは東京一のマンモス校ですね。この町田で、PTAの決議があの事件の後されておりますけれども、そのPTA決議のトップに「千四百四十九人という町田市内一のマンモス校を解消するため、校区内に中学を一つ新設することを市教委へ働きかける」という決議が出ているわけです。
○国務大臣(瀬戸山三男君) 忠生中学だけでなしに、残念ながら最近特に、以前は高校の問題がありましたけれども、中学、低学年に移っておるということでございまして、これは先ほど総理もお話がありましたし、世間でもいろいろ言われておりますように、原因が非常に複雑になっておる。個別に言いますと、やはり全部の子供がそうであるわけじゃないんですから、本人の資質といいましょうか、にもよる。
○江田五月君 忠生中学の場合はどのくらいの規模ですか。
そういう意味で、文部省がいままでにやられた以外のことを少しやってもらったらいいのではないかという一つの面に、教員の健康状態がどうだろうか——あの町田の忠生中学の八木教諭は原爆病であったということもありますけれども、学校に行くのがこわいという、こういうことが記事に載っておりました。教師の登校拒否あるいは心身症というものが非常にふえているのであります。
しかしながら、先ほど文部大臣の話があったように、町田市立忠生中学ですか、ここでは校内暴力が余り激しいために、窮鼠かえって猫をかむというようなかっこうで、先生が果物ナイフで生徒を刺したとかいうような話も聞かれますし、さらには一月十二日から二月五日にかけて横浜市におけるいわゆる一連の浮浪者狩りということでの中学生の弱い者いじめ、こういうのが出てきておるわけで、これはもういままでかつてなかったような事件じゃないかと
警察の問題でございますが、まず初めに、最近非行少年、また校内暴力事件が非常に社会的な大きな話題になっておるわけでございますが、横浜の浮浪者襲撃事件、それから町田市の忠生中学の事件、この事件につきまして、なぜこのような事件が発生したのか、この事件の背景等につきまして、警察庁、それから文部省、両方からひとつ御見解を承りたいと存じます。
そして、もうすでに忠生中学の件にいたしましても東村山の件にいたしましても、おまえは卒業証書をあげるのだ、ほかの受験生の邪魔になるから来るなみたいなものがかえって子供たちを追い詰めているようないまの形があると思うんです。
青少年問題といいますか、あるいは校内暴力等の非行の問題は、前々からいろいろ心配されておったわけでございまして、もちろん今日までいろんな手だてを講じてその是正といいますか、努力してまいったところでありますが、特に最近、毎日のように新聞その他で報道されておりますし、しかも、御承知のとおり横浜のああいういまだかつてないような事件、それから忠生中学の問題等引き続いて起こりましたが、これはゆゆしいことであるということで